北海道日記その2
北海道日記その2は普通の青森観光と野宿です。
8月14日
さて青森市について一泊した僕は取り敢えず青森市を観光しようと思い、観光名所をググりました。しかし遠い。どれも遠い。数十キロ運転とかいやや…。
なので普通に市内の探索とバイクの洗浄及びバイク用品の購入で時間を潰そうと思いました。
ネットカフェを出たのは午前11時。もうお昼時前ですが、ネカフェで朝食代わりと言ってしこたまコーンスープと飲み物を飲んで水腹になった僕の前には空腹など障害にはならない。まず先にバイク用品を購入しようとYAMAHAのお店に。解体バイク用品は荷物用のネットだったんですけどお値段なんと2500円。
その時は「うーん値段相場が分からん。取り敢えず他のバイク用品店見て考えよう」と思った僕はグーグル先生で調べて今日営業中のバイク用品店が3店程あったので見て回ろうと移動しました。
全部お盆休みで閉まっとる
なんでや!!グーグル先生には今日営業日って書いてあるやん!!嘘つき!!!
というのを3回繰り返した僕は頼みの綱ホームセンターに。ホームセンターで装備一式を揃えている僕にとってはまさにオアシス。ここで揃わないものはない!と思って言った所
売り切れてた……。
そうだよね、お盆時期皆北海道旅行するもんね……バイク用品無くなってても不思議じゃないよね…。悲しみを背負った僕は結局元のYAMAHAのお店で購入しました。この1時間半の時間返して…。
↑こんな感じで上のネットで背負ってたバックを固定させます。コレのお陰で随分旅が楽になりました。箱と緑の紐はもちろんホムセンで買ったものです。
お昼も過ぎてお腹も減ってきた頃、フェリー乗り場を見るついでに青森駅でお昼ごはんを食べようと訪れました。
駐車場から出ると小さな出店みたいなモノが。看板に小さくチリンチリンアイスと書いてあり、値段はなんと150円!安い!ちなみに脳みそピンクの僕は見た瞬間からチンチンアイスとしか見えなくなってました。
チリンチリンアイスを売っていたおばあちゃん。お盆時期のせいか結構人が並んでて忙しそうにやってました。
これがチンチンチリンチリンアイス。昔ながらな味がして美味しかった。
さていい加減お腹も減ってきたのでご飯を食べようと商店街の方へ
青森はホタテ小屋というものがあるらしくそこで豪勢にご飯を食べようと向かいますがお盆ゆえ大繁盛。1時間ほど待たなければ行けないようで、大人しく別な所に向かいました。
ビル地下にある市場に何か絶対うまいもんがある!と思った僕は取り敢えず中に。客引きのおばあちゃんやおじちゃんたちに色々買わされかけたが金欠アピールをして乗り切りました。客引き怖い。
一周ぐるっとすると近くに小さな定食屋さんが。お、いいじゃんそこで海鮮丼でも食べたろと値段を見たところなんと2000円。無理です払えません。
大人しく値段の安い焼き魚定食750円を注文。旅行に来たというのにケチりまくる僕は旅行の半分をダメにしてる気がする。
シンプルなこの定食、魚が骨だらけすぎて喉に刺さりまくりましたが美味しかったです。今度はもうちょいゴージャスなのを頼みたいと思いました(KONAMI)
腹ごなしも済んだ所でフェリー乗り場へ。青森駅から少し離れた所にあり、駐車場も大きい。これなら乗り込み直前に着いても困らなそうだなあと思いながらまた駅に引き返す。
こぷーはまだ知らない。位置だけ掴んどけば大丈夫でしょと調子ぶっこいた結果が野宿するハメになるとは思っていなかったのだ…。
駅に引き返した所で重大な事実に気づく。前日に雨の中運転していたせいかバイクが泥まみれ。下手するとそこから錆び始めるのでガソリン入れるついでに洗車しようと思い、手洗いサービスがあるガソリンスタンドへ。
頼んだらバイクの洗車断られました…。
じゃあコインセルフの洗車場を知らないかと言えば言い切る前に知らないと言うスタッフ。しかもなんだか苛ついた感じ。男の子の日かな?(半ギレ)
しょうがないので他の所のガソリンスタンドのお兄さんに聞いてみるとちょっと離れた所にあるとワザワザスマホで地図確認してくれました。マジ感謝。
しかしそこに向かってみるとコイン洗車場の姿形は何もなく、あるのは有料駐車場だけ…。駐車場の前でヘルメット装備のままで崩れ落ちる豚。神は居ないのか。
そこでこぷー閃く。おっさんとお兄ちゃんがダメならおばさんに聞いてみればイイのだ。以前もバイク旅で迷子になったときはおばちゃんのほうが有用な情報をくれるのを思い出した僕は向かい道の大型スーパーへ。
そこで聞いた見たところ、更に離れた所に一つあるらしいとおばちゃんの証言。スマホでどこらへんにあるか見てもらった所スマホを駆使してピン刺しまでしてくれた。
うちのガラケーすら使いこなせない母親より電子機器を使いこなせるとはこのおばちゃん…やる!(有難うございました)。その後は向かった先のちゃんとしたコイン洗車場でしっかりと愛車を洗えました。
ガソリンもいれたし洗車もした。バイク用品も買ったし後は時間を潰すだけになった僕は再び青森駅前に。
謎の三角の建物(観光物産が置いてるアスパムという所らしいです)にバイクを止めて時間を潰しました。
なんだこの…なんだ?ってなりませんか?僕はなりました。
インスタに画像上げるために悲しい自撮りをしたりして時間を潰している時、青森出身のかににかさん(@kiysm )が飯食べませんかとお誘いが。奢ってくれると言われて金欠こぷーはすぐ承諾。
時間を潰した後にかににかさんと合流し、お昼に行けなかった帆立小屋に向かう。あいにく丼物が品切れだったので刺し身だけ食べて他で食べようと言うことで早速注文。
で、でけえ…!!貝がでけえ!!貝柱厚い!!美味い!!!
今まで僕の食べてたホタテは何だったんだろうという位に美味しかったです。また食べたいなあ。
その後は居酒屋に行って海鮮丼を食べました。居酒屋の海鮮丼も信じられない位に美味しかった…。地元の会津ではまず食べれない新鮮さでしたねアレは…。
その後はかににかさんと別れ(青森市外からワザワザ来てくれた)、僕はカラオケで仮眠取ってからフェリーに乗ろうと向かいました。そこからが悲劇の始まりだとも知らずに…。
まずカラオケが満員の為全滅。ネットカフェも満室でした。高くてもいいから寝たいと思った僕は近くのホテルに向かいましたがそこも満室。もう終わりだぁ!!
トボトボとバイクを走らせフェリー近くのセブンの駐車場で寝ることを決意。野宿用品なんて買ってないのでジャケットをコンクリの上に敷き、人が居ますよアピールで反射板を装備して寝転がりました。まさか北海道行く直前に野宿するとは思いませんでしたよ…。
冷たく硬い地面が身体の体温を持っていき、睡眠を妨害する。食べ物はなく、セブンのお手洗いから飲水を確保。旅行なのになんて貧しい事してるんですかね僕は…。
その後3時間程、寒空の下で寝ていました。
起きてからフェリーまではその3で書こうと思います。お楽しみに。